止血法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:体内の全血液量の3分の1程度が急激に失われると、出血によるショックを経て生命に危険が及ぶ。
2:直接圧迫法は、出血部を直接圧迫する方法であって、最も簡単で効果的な方法である。
3:間接圧迫法は、出血部より心臓に近い部位の動脈を圧迫する方法である。
4:静脈からの出血は直接圧迫法又は間接圧迫法により止血することができるが、動脈からの出血は止血帯法により止血しなければならない。
5:止血処置を行うときは、感染防止のため、ゴム手袋を着用したりプラスチック袋を活用したりして、受傷者の血液に直接触れないようにする。
答:4
覚えよう!
- 体内の全血液量の3分の1程度が急激に失われると、出血によるショックを経て生命に危険が及ぶ。
- 直接圧迫法は、出血部を直接圧迫する方法であって、最も簡単で効果的な方法である。
- 間接圧迫法は、出血部より心臓に近い部位の動脈を圧迫する方法である。
- 動脈からの出血の場合は、主に間接圧迫法で止血を行うが、四肢の切断などの場合には止血帯法により止血しなければならない。
- 止血処置を行うときは、感染防止のため、ゴム手袋を着用したりプラスチック袋を活用したりして、受傷者の血液に直接触れないようにする。