事業場における衛生管理体制について、法令に違反しているものは次のうちどれか。
１：常時30人の労働者を使用する銀行において、衛生管理者は選任していないが、衛生推進者を1人選任している。
２：常時150人の労働者を使用する病院において、衛生工学衛生管理者免許を有する者のうちから衛生管理者を1人選任している。
３：常時350人の労働者を使用する百貨店において、総括安全衛生管理者は選任していないが、第一種衛生管理者免許を有する者のうちから衛生管理者を2人選任している。
４：常時1200人の労働者を使用する工場において、衛生管理者4人のうち3人を事業場に専属の者から選任し、他の1人を事業場に専属でない労働衛生コンサルタントのうちから選任している。
５：常時1500人の労働者を使用する商社において、衛生管理者を4人選任し、そのうち1人のみを専任の衛生管理者としている。
答：３
覚えよう！
- 常時30人の労働者を使用する銀行においては、衛生管理者の選任は必要がなく、衛生推進者を1人選任すればよい。
- 常時150人の労働者を使用する病院においては、衛生管理者1人を、第一種衛生管理者、衛生工学衛生管理者、医師、歯科医師、労働衛生コンサルタントなど免許を有する者のうちから選任すればよい。
- 常時350人の労働者を使用する百貨店においては、総括安全衛生管理者を選任しなくてはならない。
- 常時1200人の労働者を使用する工場においては、衛生管理者4人のうち3人を事業場に専属の者から選任し、他の1人を事業場に専属でない労働衛生コンサルタントのうちから選任してもよい。
- 常時1500人の労働者を使用する商社においては、衛生管理者を4人選任し、そのうち1人を専任の衛生管理者とすればよい。