平成20年後期-問11

特殊健康診断に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:有害業務への配置替えの際に行う特殊健康診断には、業務適性の判断と、その後の業務の影響を調べるための基礎資料を得るという目的がある。

2:有害物質による健康障害の大部分のものは、急性発症を除き、初期又は軽度の場合はほとんど無自覚で、諸検査の結果により早期に発見されることが多い。

3:特殊健康診断の健診項目には、有害物の体内摂取量を把握したり、有害物による軽度の影響を把握するための生物学的モニタリングによる検査が含まれているものがある。

4:特殊健康診断における尿の採取時期については、有機溶剤等健康診断では、作業期間中の任意の時期でよいが、鉛健康診断では、鉛の生物学的半減期が短いため、厳重にチェックする必要がある。

5:VDT作業や振動工具を取り扱う業務による健康障害は、他覚的所見より自覚症状の方が先行して発症する愁訴先行型である。

答:4

覚えよう!

  • 有害業務への配置替えの際に行う特殊健康診断には、業務適性の判断と、その後の業務の影響を調べるための基礎資料を得るという目的がある。
  • 有害物質による健康障害の大部分のものは、急性発症を除き、初期又は軽度の場合はほとんど無自覚で、諸検査の結果により早期に発見されることが多い。
  • 特殊健康診断の健診項目には、有害物の体内摂取量を把握したり、有害物による軽度の影響を把握するための生物学的モニタリングによる検査が含まれているものがある。
  • 特殊健康診断における尿の採取時期については、鉛健康診断では、作業期間中の任意の時期でよいが、有機溶剤等健康診断では、有機溶剤の生物学的半減期が短いため、厳重にチェックする必要がある。
  • VDT作業や振動工具を取り扱う業務による健康障害は、他覚的所見より自覚症状の方が先行して発症する愁訴先行型である。
平成20年後期-問11の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリ労働衛生(有害業務)
出題分野特殊健康診断の知識
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