有害光線等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:赤外線は、可視光線より波長の長い電磁波で、白内障を起こすことがある。
2:マイクロ波は、赤外線より波長が長い電磁波で、組織壊死を起こすことがある。
3:紫外線は、可視光線より波長が短い電磁波で、電光性眼炎を起こすことがある。
4:レーザー光線は、赤外線域から紫外線域にわたる位相の異なる複雑な波長を有し、エネルギー密度の高い光線で、網膜火傷を起こすことがある。
5:電離放射線は、大別して電磁波と粒子線とに分けられ、早期障害として造血器系や皮膚の障害を、晩発障害として発がんや白内障を起こすことがある。
答:4
覚えよう!
- 赤外線は、可視光線より波長の長い電磁波で、白内障を起こすことがある。
- マイクロ波は、赤外線より波長が長い電磁波で、組織壊死を起こすことがある。
- 紫外線は、可視光線より波長が短い電磁波で、電光性眼炎を起こすことがある。
- レーザー光線は、一定の波長をもつ光線で、指向性が強く、熱凝固作用をもつため、皮膚や眼の障害を起こすことがある。
- 電離放射線は、大別して電磁波と粒子線とに分けられ、早期障害として造血器系や皮膚の障害を、晩発障害として発がんや白内障を起こすことがある。