平成19年前期-問43

体温調節に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:高温にさらされ、体温が正常以上に上昇すると、内臓の血流量が増加し体内の代謝活動が亢進することにより、人体からの放熱が促進される。

2:寒冷にさらされ体温が正常以下になると、皮膚の血管が拡張して血流量を増し、皮膚温を上昇させる。

3:体温調節のように、外部環境が変化しても身体内部の状態を一定に保つ生体の仕組みを同調性といい、筋肉と神経系により調整されている。

4:体温調節中枢は、間脳の視床下部にある。

5:発汗していない状態でも皮膚及び呼吸器から若干の水分の蒸発がみられるが、これに伴う放熱は全放熱量の10%以下である。

答:4

覚えよう!

  • 高温にさらされ、体温が正常以上に上昇すると、皮膚の血流量が増加し、人体からの放熱が促進される。
  • 寒冷にさらされ体温が正常以下になると、皮膚の血管が収縮して血流量を減らし、体温の低下を防ぐ。
  • 体温調節のように、外部環境が変化しても身体内部の状態を一定に保つ生体の仕組みを生体恒常性(ホメオスタシス)という。
  • 体温調節中枢は、間脳の視床下部にある。
  • 発汗していない状態でも皮膚及び呼吸器から1日約850gの水分が蒸発しており、これに伴う放熱は全放熱量の10%以上である。
平成19年前期-問43の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリ労働生理
出題分野体温調節の知識
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