平成17年前期-問17

熱中症及び高温対策に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:高温環境の評価には、湿球黒球温度指数(WBGT)が用いられる。

2:熱中症とは、高温環境への適応ができず、あるいは許容の限界を超えた場合に発症する障害の総称である。

3:熱射病は、高温環境下での体温調節中枢の変調によるもので、発汗が停止し体温が上昇し、意識障害や呼吸困難などの症状がみられる。

4:熱虚脱では、皮膚の血管が拡張して、循環血液が減少し、めまいや血圧低下などの症状がみられる。

5:熱痙攣は、多量の発汗により失われた水分の補給が不十分なために生じ、血液中の塩分濃度の上昇、発熱、筋肉痙攣などの症状がみられる。

答:5

覚えよう!

  • 高温環境の評価には、湿球黒球温度指数(WBGT)が用いられる。
  • 熱中症とは、高温環境への適応ができず、あるいは許容の限界を超えた場合に発症する障害の総称である。
  • 熱射病は、高温環境下での体温調節中枢の変調によるもので、発汗が停止し体温が上昇し、意識障害や呼吸困難などの症状がみられる。
  • 熱虚脱では、皮膚の血管が拡張して、循環血液が減少し、めまいや血圧低下などの症状がみられる。
  • 熱痙攣は、多量の発汗により失われた塩分の補給が不十分な場合に血液中の塩分濃度が低下することで生じ、筋肉痙攣などの症状がみられる。
平成17年前期-問17の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリ労働衛生(有害業務)
出題分野熱中症の知識
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