有機溶剤中毒予防規則に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
ただし、同規則に定める少量消費による適用除外はないものとする。
1:有機溶剤含有物とは、有機溶剤と有機溶剤以外の物との混合物で、有機溶剤を当該混合物の重量の10%を超えて含有するものをいう。
2:第一種有機溶剤等であるトリクロルエチレンを総重量の4%、第二種有機溶剤等であるキシレンを総重量の8%含有し、それ以外は有機溶剤以外の物から成る混合物は、第二種有機溶剤等に区分される。
3:第二種有機溶剤等を用いて有機溶剤業務を行う屋内の作業場所に設けた局所排気装置で、空気清浄装置を設けていないものの排気口の高さは、排出される有機溶剤の濃度が厚生労働大臣が定める濃度に満たない場合を除き、屋根から1.5m以上としなければならない。
4:有機溶剤等を入れたことのあるタンクで有機溶剤の蒸気が発散するおそれのあるものの内部における業務に労働者を従事させるときは、当該労働者に送気マスクを使用させなければならない。
5:有機溶剤等を入れてあった空容器で有機溶剤の蒸気が発散するおそれのあるものについては、密閉するか、又は屋外の一定の場所に集積しておかなければならない。
答:1
覚えよう!
- 有機溶剤含有物とは、有機溶剤と有機溶剤以外の物との混合物で、有機溶剤を当該混合物の重量の5%を超えて含有するものをいう。
- 第一種有機溶剤等であるトリクロルエチレンを総重量の4%、第二種有機溶剤等であるキシレンを総重量の8%含有し、それ以外は有機溶剤以外の物から成る混合物は、第二種有機溶剤等に区分される。
- 第二種有機溶剤等を用いて有機溶剤業務を行う屋内の作業場所に設けた局所排気装置で、空気清浄装置を設けていないものの排気口の高さは、排出される有機溶剤の濃度が厚生労働大臣が定める濃度に満たない場合を除き、屋根から1.5m以上としなければならない。
- 有機溶剤等を入れたことのあるタンクで有機溶剤の蒸気が発散するおそれのあるものの内部における業務に労働者を従事させるときは、当該労働者に送気マスクを使用させなければならない。
- 有機溶剤等を入れてあった空容器で有機溶剤の蒸気が発散するおそれのあるものについては、密閉するか、又は屋外の一定の場所に集積しておかなければならない。
平成23年後期-問5の情報
※当サイト独自調査によるものです。
カテゴリ | 関係法令(有害業務) |
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出題分野 | 有機溶剤等の取扱い |
類似問題の出題率(令和5年前期まで) | |||
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過去25回 | 100.0% | 21回前~25回前 | 100.0% |
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令和4年前期-問9 | 有機溶剤等を取り扱う場合の措置について、有機溶剤中毒予防規則に違反しているものは次のうちどれか。 ただし、同規則に定める適用除外及び設備の特例はないものとする。 |
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令和2年後期-問7 | 屋内作業場において、第二種有機溶剤等を使用して常時洗浄作業を行う場合の措置として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。 ただし、有機溶剤中毒予防規則に定める適用除外及び設備の特例はないものとする。 |
令和2年前期-問9 | 有機溶剤業務を行う場合等の措置について、有機溶剤中毒予防規則に違反しているものは次のうちどれか。 ただし、同規則に定める適用除外及び設備の特例はないものとする。 |
令和元年後期-問5 | 屋内作業場において、第二種有機溶剤等を使用して常時洗浄作業を行う場合の措置として、法令上、正しいものは次のうちどれか。 ただし、有機溶剤中毒予防規則に定める適用除外及び設備の特例はないものとする。 |
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平成30年後期-問5 | 有機溶剤業務を行う場合等の措置について、法令に違反しているものは次のうちどれか。 ただし、有機溶剤中毒予防規則に定める適用除外及び設備の特例はないものとする。 |
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平成29年後期-問4 | 屋内作業場において、第二種有機溶剤等を使用して常時洗浄作業を行う場合の措置として、法令上、正しいものは次のうちどれか。 ただし、有機溶剤中毒予防規則に定める適用除外及び設備の特例はないものとする。 |
平成29年前期-問3 | 地下室の内部の作業場において、常時、有機溶剤業務を行う場合の措置について、有機溶剤中毒予防規則に違反しているものは次のうちどれか。 ただし、同規則に定める適用除外及び設備の特例はないものとする。 |
平成28年後期-問7 | 地下室の内部の作業場において、常時、有機溶剤業務を行う場合の措置について、有機溶剤中毒予防規則に違反しているものは次のうちどれか。 ただし、同規則に定める適用除外及び設備の特例はないものとする。 |
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平成24年前期-問6 | 有機溶剤中毒予防規則に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 ただし、消費する有機溶剤等が一定量を超えない場合や臨時又は短時間の有機溶剤業務を行う場合などの同規則に定める適用除外及び設備の特例はないものとする。 |
平成23年後期-問5 |
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平成23年前期-問8 | 屋内作業場において、第二種有機溶剤等を使用して常時洗浄作業を行う場合の措置として、法令上、正しいものは次のうちどれか。 ただし、消費する有機溶剤等が一定量を超えない場合や、行う有機溶剤業務が臨時又は短時間の場合などの有機溶剤中毒予防規則に定める適用除外及び設備の特例はないものとする。 |
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