鋳鉄製ボイラーに関するAからDまでの記述で、正しいもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。
A 鋼製ボイラーに比べ、強度は弱いが腐食に強く、熱による不同膨張にも強い。
B 燃焼室の底面は、ほとんどがドライボトム式の構造になっている。
C 蒸気暖房用ボイラーでは、低水位事故を防止するために、ハートフォード式連結法が用いられる。
D 側二重柱構造のセクションでは、ボイラー水の循環において、燃焼室側の側柱が上昇管、外側の側柱が下降管の役割を果たしている。
1:A、B
2:A、C、D
3:B、C
4:B、C、D
5:C、D
答:5
覚えよう!
- 鋳鉄製ボイラーは、鋼製ボイラーに比べ強度が弱く、熱による不同膨張による割れを生じやすいが、腐食に強い。
- 鋳鉄製ボイラーの燃焼室の底面は、ほとんどがウェットボトム式の構造となっている。
- 蒸気暖房用ボイラーでは、低水位事故を防止するために、ハートフォード式連結法が用いられる。
- 鋳鉄製ボイラーの側二重柱構造のセクションでは、ボイラー水の循環において、燃焼室側の側柱が上昇管、外側の側柱が下降管の役割を果たしている。