令和3年後期-問5

鋳鉄製ボイラーに関し、次のうち適切でないものはどれか。

1:鋼製ボイラーに比べ、強度は弱いが腐食には強い。

2:蒸気ボイラーでは、復水を循環使用するのを原則とし、重力循環式の場合、返り管はボイラー本体後部セクションの安全低水面の少し下の位置に取り付ける。

3:側二重柱構造のセクションでは、ボイラー水の循環において、燃焼室側の側柱が上昇管、外側の側柱が下降管の役割を果たしている。

4:燃焼室の底面は、ほとんどがウェットボトム式の構造になっている。

5:暖房に温水ボイラーを使用する場合は、蒸気ボイラーを使用する場合に比べ、部屋ごとの温度調節が容易である。

答:2

覚えよう!

  • 鋳鉄製ボイラーは、鋼製ボイラーに比べ、強度は弱いが腐食には強い。
  • 鉄製蒸気ボイラーでは、復水を循環使用するのを原則とし、低水位事故を防止するために、ハートフォード式連結法が用いられる。この場合の返り管の取付位置は、重力循環式の場合は安全低水面と一致させなければならない。
  • 鋳鉄製ボイラーの側二重柱構造のセクションでは、ボイラー水の循環において、燃焼室側の側柱が上昇管、外側の側柱が下降管の役割を果たしている。
  • 鋳鉄製ボイラーの燃焼室の底面は、ほとんどがウェットボトム式の構造になっている。
  • 暖房に温水ボイラーを使用する場合は、蒸気ボイラーを使用する場合に比べ、部屋ごとの温度調節が容易である。
令和3年後期-問5の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリボイラーの構造に関する知識
出題分野鋳鉄製ボイラーの知識
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