令和3年前期-B-問7

石炭の燃焼装置に関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:散布式ストーカでは、散布ロータにより大粒径の石炭は遠方に、小粒径の石炭は近くに散布され、火格子は散布ロータに対して遠方から近いところに移動させるので、大粒径の石炭に多くの燃焼時間が与えられる。

2:バブリング形流動層燃焼装置は、水冷壁で囲まれた燃焼室、底部の風箱及び空気分散板から成っている。

3:直接式微粉炭供給方式は、微粉炭機で粉砕された微粉炭を、一旦、貯槽に集めた後、バーナに送るものである。

4:貯蔵式微粉炭供給方式は、微粉炭機が故障の際にバーナ燃焼に影響を与えないが、貯槽及びこれからバーナまでの附帯設備が必要である。

5:微粉炭バーナは、一般に、微粉炭を一次空気と予混合して炉内に噴出させ、二次空気はバーナの周囲から噴出させるものである。

答:3

覚えよう!

  • 散布式ストーカでは、散布ロータにより大粒径の石炭は遠方に、小粒径の石炭は近くに散布され、火格子は散布ロータに対して遠方から近いところに移動させるので、大粒径の石炭に多くの燃焼時間が与えられる。
  • バブリング形流動層燃焼装置は、水冷壁で囲まれた燃焼室、底部の風箱及び空気分散板から成っている。
  • 直接式微粉炭供給方式は、微粉炭機で粉砕された微粉炭を、ただちにバーナに送るものである。
  • 貯蔵式微粉炭供給方式は、微粉炭機が故障の際にバーナ燃焼に影響を与えないが、貯槽及びこれからバーナまでの附帯設備が必要である。
  • 微粉炭バーナは、一般に、微粉炭を一次空気と予混合して炉内に噴出させ、二次空気はバーナの周囲から噴出させるものである。
令和3年前期-B-問7の情報

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カテゴリ燃料及び燃焼に関する知識
出題分野石炭の燃焼装置の知識
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