重油バーナに関するAからDまでの記述で、正しいもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。
A 蒸気(空気)噴霧式油バーナは、油種はタールから灯油まで広い範囲のものを利用できるが、霧化特性が悪く、油量調節範囲が狭い。
B ロータリバーナは、高速で回転するカップ状の霧化筒により燃料油を放射状に飛散させ、筒の外周から噴出する空気流によって微粒化するもので、筒の内面が汚れると微粒化しにくくなる。
C 圧力噴霧式油バーナは、油圧力が低くなるほど微粒化が悪くなるため、最大油量時の油圧力が2MPa付近の非戻り油形バーナの油量調節範囲は、最大量の1/2~1程度までである。
D 噴霧式油バーナのエアレジスタは、バーナから噴射される燃料油に燃焼用空気を供給するとともに、これらを撹拌して火炎が安定するように空気流を調節する機能をもつ。
1:A、B、D
2:A、C
3:B、C
4:B、C、D
5:B、D
答:4
覚えよう!
- 蒸気(空気)噴霧式油バーナは、油種はタールから灯油まで広い範囲のものを利用でき、霧化特性は良く、油量調節範囲も広い。
- ロータリバーナは、高速で回転するカップ状の霧化筒により燃料油を放射状に飛散させ、筒の外周から噴出する空気流によって微粒化するもので、筒の内面が汚れると微粒化しにくくなる。
- 圧力噴霧式油バーナは、油圧力が低くなるほど微粒化が悪くなるため、最大油量時の油圧力が2MPa付近の非戻り油形バーナの油量調節範囲は、最大量の1/2~1程度までである。
- 噴霧式油バーナのエアレジスタは、バーナから噴射される燃料油に燃焼用空気を供給するとともに、これらを撹拌して火炎が安定するように空気流を調節する機能をもつ。