平成31年前期-A-問4

水冷壁に関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:スペースドチューブ壁は、耐火材の内側に裸水管を適当な間隔で配置し、耐火材の外側に燃焼ガスをシールするケーシングを設けたものである。

2:タンゼントチューブ壁は、耐火材の内側に裸水管を近接して配置し、水管の外側に燃焼ガスをシールするケーシングを設けたものである。

3:フィンチューブ壁は、耐火材の内側に、水管の両側にひれを溶接したものを近接して配置し、水管の外側に燃焼ガスをシールするケーシングを設けたものである。

4:パネル式水冷壁(メンブレンウォール)は、フィンチューブの相互間を溶接して板状にまとめ、その内側に耐火材を塗布したものである。

5:スタッドチューブ壁には、水管の周囲に短い鋼棒片を多数溶接したものを並べ、その内側の面に不定形耐火材を取り付けしたものがある。

答:4

覚えよう!

  • スペースドチューブ壁は、耐火材の内側に裸水管を適当な間隔で配置し、耐火材の外側に燃焼ガスをシールするケーシングを設けたものである。
  • タンゼントチューブ壁は、耐火材の内側に裸水管を近接して配置し、水管の外側に燃焼ガスをシールするケーシングを設けたものである。
  • フィンチューブ壁は、耐火材の内側に、水管の両側にひれを溶接したものを近接して配置し、水管の外側に燃焼ガスをシールするケーシングを設けたものである。
  • パネル式水冷壁(メンブレンウォール)は、フィンチューブの相互間を溶接して板状にまとめた構造で、完全な気密が得られるので、燃焼ガスをシールするケーシングや耐火材が不要となる。
  • スタッドチューブ壁には、水管の周囲に短い鋼棒片を多数溶接したものを並べ、その内側の面に不定形耐火材を取り付けしたものがある。
平成31年前期-A-問4の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリボイラーの構造に関する知識
出題分野水冷壁の知識
類似問題の出題率(令和5年前期まで)
過去5回0.0%前回~5回前0.0%
過去10回10.0%6回前~10回前20.0%
過去15回6.7%11回前~15回前0.0%
過去20回10.0%16回前~20回前20.0%
過去25回12.0%21回前~25回前20.0%
とことん類似問題!

平成31年前期-A-問4

平成25年後期-A-問4 水冷壁に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成23年前期-A-問3 水冷壁に関し、次のうち誤っているものはどれか。