平成29年前期-A-問1

伝熱に関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:固体壁の表面とそれに接する流体との間の熱移動を熱伝達といい、液体の沸騰又は蒸気の凝縮のように相変化を伴う場合の熱伝達率は極めて大きい。

2:熱伝達によって伝わる熱量は、流体と固体壁表面との温度差及び伝熱面積に比例する。

3:放射伝熱は、物体が保有する内部エネルギーの一部を電磁波の形で放出し、それが空間を隔てた他の物体面に当たり吸収される熱移動である。

4:放射伝熱によって伝わる熱量は、高温物体の絶対温度の2乗と低温物体の絶対温度の2乗との差に比例する。

5:固体壁を通した高温流体から低温流体への熱移動を熱通過又は熱貫流といい、一般に熱伝達及び熱伝導が総合されたものである。

答:4

覚えよう!

  • 固体壁の表面とそれに接する流体との間の熱移動を熱伝達といい、液体の沸騰又は蒸気の凝縮のように相変化を伴う場合の熱伝達率は極めて大きい。
  • 熱伝達によって伝わる熱量は、流体と固体壁表面との温度差及び伝熱面積に比例する。
  • 放射伝熱は、物体が保有する内部エネルギーの一部を電磁波の形で放出し、それが空間を隔てた他の物体面に当たり吸収される熱移動である。
  • 放射伝熱によって伝わる熱量は、高温物体の絶対温度の4乗と低温物体の絶対温度の4乗との差に比例する。
  • 固体壁を通した高温流体から低温流体への熱移動を熱通過又は熱貫流といい、一般に熱伝達及び熱伝導が総合されたものである。
平成29年前期-A-問1の情報

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カテゴリボイラーの構造に関する知識
出題分野伝熱の知識
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