平成28年後期-B-問10

ボイラーの熱損失に関し、誤っているものは次のうちどれか。

1:不完全燃焼ガスによる損失は、燃焼ガス中にCO2などの未燃ガスが残ったときの損失である。

2:ボイラー周壁からの放散熱損失は、ボイラーの容量が大きいほどその割合は小さい。

3:燃えがら中の未燃分による損失は、油だき及びガスだきでは、ほぼゼロであるが、石炭の火格子燃焼では10%に及ぶものがある。

4:ボイラーの熱損失には、蒸気や温水の放出による損失も含まれる。

5:空気比を小さくして完全燃焼させることは、排ガス熱による熱損失を小さくするために有効である。

答:1

覚えよう!

  • 不完全燃焼ガスによる損失は、燃焼ガス中にCOやH2などの未燃ガスが残ったときの損失である。
  • ボイラー周壁からの放散熱損失は、ボイラーの容量が大きいほどその割合は小さい。
  • 燃えがら中の未燃分による損失は、油だき及びガスだきでは、ほぼゼロであるが、石炭の火格子燃焼では10%に及ぶものがある。
  • ボイラーの熱損失には、蒸気や温水の放出による損失も含まれる。
  • 空気比を小さくして完全燃焼させることは、排ガス熱による熱損失を小さくするために有効である。
平成28年後期-B-問10の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリ燃料及び燃焼に関する知識
出題分野熱損失の知識
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