平成25年前期-B-問4

流動層燃焼に関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:流動層燃焼では、石炭などの燃料と砂、石灰石などを多孔板上に供給し、その下から加圧された空気を吹き上げて、流動化した状態で燃料を燃焼させる。

2:流動層燃焼では、微粉炭だきよりも石炭粒径が大きく、粉砕動力が軽減される。

3:流動層燃焼は、層内での伝熱性能が良いのでボイラーの伝熱面積が小さくてすむが、伝熱管の摩耗に対する対策が必要となる。

4:流動層燃焼は、燃焼温度を800~900℃に制御することができるので、窒素酸化物(NOx)の発生を減らすことができる。

5:バブリング方式では、循環流動方式よりも空気の供給速度が大きく、固体粒子は燃焼室外まで運ばれた後、捕集され再び燃焼室下部へ戻される。

答:5

覚えよう!

  • 流動層燃焼では、石炭などの燃料と砂、石灰石などを多孔板上に供給し、その下から加圧された空気を吹き上げて、流動化した状態で燃料を燃焼させる。
  • 流動層燃焼では、微粉炭だきよりも石炭粒径が大きく、粉砕動力が軽減される。
  • 流動層燃焼は、層内での伝熱性能が良いのでボイラーの伝熱面積が小さくてすむが、伝熱管の摩耗に対する対策が必要となる。
  • 流動層燃焼は、燃焼温度を800~900℃に制御することができるので、窒素酸化物(NOx)の発生を減らすことができる。
  • 循環流動方式では、バブリング方式よりも空気の供給速度が大きく、固体粒子は燃焼室外まで運ばれた後、捕集され再び燃焼室下部へ戻される。
平成25年前期-B-問4の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリ燃料及び燃焼に関する知識
出題分野流動層燃焼の知識
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