ボイラーの点火操作に関し、次のうち正しいものはどれか。
１：自動起動によるボイラーの直接点火方式は、パイロットバーナを用いずスパーク式の電気点火装置により直接主バーナに点火する。
２：自動起動で着火しない場合、水位、油圧、油温、バーナ燃焼域との関連によりインターロックが作動していることが多いので、手動に切り替えて点火する。
３：手動操作による点火では、A重油は噴霧が良くなるように50～60℃に加熱する。
４：バーナが上下に2基配置されている場合の手動操作による点火は、上方のバーナから点火する。
５：ガスだきボイラーでは、できるだけ火力の小さい点火用火種を使用して点火する。
答：１
覚えよう！
- 自動起動によるボイラーの直接点火方式は、パイロットバーナを用いずスパーク式の電気点火装置により直接主バーナに点火する。
- 自動起動で着火しない場合、水位、油圧、油温、バーナ燃焼域との関連によりインターロックが作動していることが多いので、そのまま手動に切り替えて点火してはならない。
- 手動操作、自動操作にかかわらず、バーナで油を良好に霧化するには、B重油で50℃～60℃、C重油で80℃～105℃くらいの油温にしておくことが必要である。
- バーナが上下に2基配置されている場合の手動操作による点火は、下方のバーナから点火する。
- ガスだきボイラーでは、できるだけ火力の大きい点火用火種を使用して点火する。