ボイラーの自動制御に関し、次のうち適切でないものはどれか。
1:シーケンス制御は、あらかじめ定められた順序に従って、制御の各段階を、逐次、進めていく制御である。
2:フィードバック制御は、出力側の信号を入力側に戻すことによって、制御量の値を目標値と比較し、それらを一致させるように訂正動作を行う制御である。
3:目標値と制御量の偏差、外乱などの情報に基づいて操作量を決定する制御は、フィードフォワード制御である。
4:比例動作は、比例帯の幅を小さくすると比例感度は高くなるが、余り小さく設定するとオン・オフ動作に近くなる。
5:比例動作は、制御偏差の大きさに比例して操作量を増減するように動作するものであるが、制御量が変化すると、制御量が設定値と異なった値で平衡するオフセットが生じる動作である。
答:3
覚えよう!
- シーケンス制御は、あらかじめ定められた順序に従って、制御の各段階を、逐次、進めていく制御である。
- フィードバック制御は、出力側の信号を入力側に戻すことによって、制御量の値を目標値と比較し、それらを一致させるように訂正動作を行う制御である。
- 目標値と制御量の偏差によらず、外乱などの情報に基づいて操作量を決定する制御を、フィードフォワード制御という。
- 比例動作は、比例帯の幅を小さくすると比例感度は高くなるが、余り小さく設定するとオン・オフ動作に近くなる。
- 比例動作は、制御偏差の大きさに比例して操作量を増減するように動作するものであるが、制御量が変化すると、制御量が設定値と異なった値で平衡するオフセットが生じる動作である。