鋳鉄製ボイラー(小型ボイラーを除く。)に関するAからDまでの記述で、法令に定められているもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。
A ガラス水面計でない他の水面測定装置として験水コックを設ける場合には、ガラス水面計のガラス管取付位置と同等の高さの範囲において2個以上取り付けなければならない。
B 温水ボイラーで圧力が0.1MPaを超えるものには、温水温度が120℃を超えないように温水温度自動制御装置を設けなければならない。
C 給水が水道その他圧力を有する水源から供給される場合には、水源に係る管を逃がし管に取り付けなければならない。
D 暖房用温水ボイラーには、逃がし弁を備えなければならないが、内部の圧力を最高使用圧力以下に保持することができる密閉型膨張タンクに通ずる逃がし管を備えたものについては、この限りでない。
1:A
2:A、B、D
3:A、C、D
4:B、C
5:B、D
答:1
覚えよう!
- ガラス水面計でない他の水面測定装置として験水コックを設ける場合には、ガラス水面計のガラス管取付位置と同等の高さの範囲において2個以上取り付けなければならない。
- 温水ボイラーで圧力が0.3MPaを超えるものには、温水温度が120℃を超えないように温水温度自動制御装置を設けなければならない。
- 給水が水道その他圧力を有する水源から供給される場合には、水源に係る管を返り管に取り付けなければならない。
- 暖房用温水ボイラーには、逃がし弁を備えなければならないが、内部の圧力を最高使用圧力以下に保持することができる開放型膨張タンクに通ずる逃がし管を備えたものについては、この限りでない。