介護支援専門員が要介護者に福祉用具貸与の活用を勧めるに当たって、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1:歩行にふらつきがある場合は、積極的に車いすを利用することが望ましい旨を説明した。
2:車いすを選ぶ際は、本人の身体機能や体格、使用目的に合ったものを選択するよう助言した。
3:畳の生活からベッドの生活への転換が望ましくなった要介護者に、福祉用具貸与の対象となる特殊寝台を活用するように勧めた。
4:福祉用具の種類を決めるときには、通っている通所リハビリテーション事業所の理学療法士・作業療法士に相談して、決めることにした。
5:福祉用具貸与事業者の選定に当たっては、価格だけではなく、用具の調整や使用方法の説明をきちんとしてくれる事業者を選ぶよう勧めた。
答:2・4・5
1:誤り。歩行にふらつきがある場合は、まず歩行器や歩行補助つえなどの利用を勧めることが適切である。
2:正しい。車いすを選ぶ際は、本人の身体機能や体格、使用目的に合ったものを選択するよう助言することは適切である。
3:誤り。畳の生活からベッドの生活への転換が望ましくなったからといって、特殊寝台が必要な状態とはいえない。
4:正しい。福祉用具の種類を決めるときには、通っている通所リハビリテーション事業所の理学療法士・作業療法士に相談して、決めることは適切である。
5:正しい。福祉用具貸与事業者の選定に当たっては、価格だけではなく、用具の調整や使用方法の説明をきちんとしてくれる事業者を選ぶよう勧めることは適切である。