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頻出問題-附属品及び附属装置

    ボイラーの附属品及び附属装置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    1:圧力計は、一般にブルドン管式が使用され、胴又は蒸気ドラムの一番高い位置に取り付けるのが原則である。

    2:丸形ガラス水面計は、主として最高使用圧力1MPa以下の丸ボイラーなどに用いられる。

    3:沸水防止管は、低圧ボイラーのボイラー胴又はドラム内の蒸気出口の直下に設けられ、蒸気と水滴を分離するために用いられる。

    4:蒸気トラップは、蒸気使用設備内にたまった不純物を自動的に回収するのに用いられる。

    5:バケット式蒸気トラップは、蒸気とドレンの密度差を利用してドレンを自動的に排出するのに用いられる。

    6:減圧装置は、発生蒸気の圧力と使用箇所での蒸気圧力の差が大きいとき、又は使用箇所での蒸気圧力を一定に保つときに用いられる。

    7:逃がし弁は、発生蒸気の圧力と使用箇所での蒸気圧力の差が大きいときの調整弁として用いられる。

    8:凝縮水給水ポンプは、重力還水式の蒸気暖房ボイラーに用いられる。

    9:インゼクタは、空気の噴射力を利用して給水するものである。

    10:給水内管は、給水がボイラーの胴又はドラムの広い範囲に分布するよう、一般に長い鋼管に多数の穴を設けたものが用いられる。

    11:吹出し弁は、スラッジなどによる故障を避けるため、仕切弁又はY形弁が用いられる。

    12:エコノマイザは、煙道ガスの余熱を利用して燃焼に用いる空気を予熱する装置である。

    13:スートブロワは、煙道ガスを利用して、ボイラー伝熱面のすすを自動的に取り払う装置である。

    答:4・7・9・12・13

    1:正しい。圧力計は、一般にブルドン管式が使用され、胴又は蒸気ドラムの一番高い位置に取り付けるのが原則である。

    2:正しい。丸形ガラス水面計は、主として最高使用圧力1MPa以下の丸ボイラーなどに用いられる。

    3:正しい。沸水防止管は、低圧ボイラーのボイラー胴又はドラム内の蒸気出口の直下に設けられ、蒸気と水滴を分離するために用いられる。**

    4:誤り。蒸気トラップは、蒸気使用設備内にたまったドレンを自動的に排出する装置である。*

    5:正しい。バケット式蒸気トラップは、蒸気とドレンの密度差を利用してドレンを自動的に排出するのに用いられる。

    6:正しい。減圧装置は、発生蒸気の圧力と使用箇所での蒸気圧力の差が大きいとき、又は使用箇所での蒸気圧力を一定に保つときに用いられる。

    7:誤り。減圧弁は、発生蒸気の圧力と使用箇所での蒸気圧力の差が大きいときの調整弁として用いられる。

    8:正しい。凝縮水給水ポンプは、重力還水式の蒸気暖房ボイラーに用いられる。**

    9:誤り。インゼクタは、蒸気の噴射力を利用して給水するものである。

    10:正しい。給水内管は、給水がボイラーの胴又はドラムの広い範囲に分布するよう、一般に長い鋼管に多数の穴を設けたものが用いられる。

    11:正しい。吹出し弁は、スラッジなどによる故障を避けるため、仕切弁又はY形弁が用いられる。**

    12:誤り。エコノマイザは、排出されるガスの余熱を利用して給水を予熱する装置である。

    13:誤り。スートブロワは、蒸気又は圧縮空気を利用して、ボイラー伝熱面のすすを取り払う装置である。

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