下記の生命保険契約A~Cについて、保険金・給付金が支払われた場合の課税関係に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1:契約Aについて、妻が受け取った満期保険金は、贈与税の課税対象となる。
2:契約Bについて、妻が受け取った死亡保険金は、相続税の課税対象となる。
3.契約Cについて、妻が受け取った入院給付金は、雑所得として所得税・住民税の課税対象となる。
答:2
1:誤り。契約Aについて、妻が受け取った満期保険金は、所得税・住民税の課税対象となる。
保険料の負担者と保険金受取人とが同一人の場合、死亡保険金や満期保険金は一時所得として所得税・住民税の課税対象となる。
2:正しい。契約Bについて、妻が受け取った死亡保険金は、相続税の課税対象となる。
死亡保険金について、死亡した被保険者と保険料の負担者が同一人の場合、受取人が被保険者の相続人であるときは相続により取得したものとみなされ、相続税が課税される。
3.誤り。契約Cについて、妻が受け取った入院給付金は、課税されない。
入院給付金は非課税である。
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