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H21-問題25

Aさん(85歳)は、重度の認知症であり、長男家族と同居しながら、訪問看護を利用していた。高熱を出したので別居している長女が付き添って受診したところ、ひどい褥瘡があり、これまでなぜ放置していたのかと医師に注意された。このため、長女が長男に相談せず、一方的に介護療養型医療施設に入院させた。長女は、面倒を見ていなかったと長男を叱責し、介護保険証等を渡すように求めたが拒否された。長女は、今後どのように対応したらよいか、地域包括支援センターに相談した。地域包括支援センターの対応として、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1:長女の申立てに従い、長男に対して、長女に関係書類を渡すよう説得した。

2:まず、担当していた介護支援専門員から事情を聞いた。

3:今後の対応を検討するため、長男、長女及び介護療養型医療施設の計画担当介護支援専門員を交えて話し合いを持つことにした。

4:兄弟の財産争いの可能性もあるので、センターは所管外であるとして相談を断った。

5:地域包括支援センター運営協議会を開催し、方針を決定した。

答:2・3

1:誤り。まずは長男からも、まず事情や意見を聴くべきである。

2:正しい。まず、担当していた介護支援専門員から事情を聞くことは適切な対応である。

3:正しい。今後の対応を検討するため、長男、長女及び介護療養型医療施設の計画担当介護支援専門員を交えて話し合いを持つことは適切な対応である。

4:誤り。兄弟の財産争いの可能性があっても、地域包括支援センターは介護に関する相談を断ってはならない。

5:誤り。地域包括支援センター運営協議会は、地域包括支援センターの設置・運営における中立性・公正性を確保するために設置されるものであり、個別案件についての方針を決定する場ではない。

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