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H21-問題24

Aさん(82歳)は、夫を亡くして以来、近くに住む息子の頻繁な訪問を頼りにしながら、通所介護を利用し、一人暮らしを続けていた。ところが、最近、軽い脳梗塞を起こして入院した。退院後、またいつか倒れるのではないかと不安を感じるようになり、有料老人ホームに入居したいとの気持ちを介護支援専門員に打ち明けるようになった。しかし、息子は、入居に反対しているようである。介護支援専門員の対応として、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1:利用者本位なので、Aさんが入居を希望している有料老人ホームの介護支援専門員に依頼して、息子を説得させた。

2:Aさんの在宅生活継続の可能性について協議するため、サービス担当者会議を開催した。

3:近くの有料老人ホームをAさんと息子とともに見学した。

4:反対する息子の前だとAさんは入居したいと言わないため、入居の希望はそれほど強くないと判断し、しばらく静観することとした。

5:Aさん宅への訪問の頻度を増やし、息子にも同席を求め、三者で話し合う機会を継続的に持つこととした。

答:2・3・5

1:誤り。まずは話し合う機会を持ち、息子の意見を聴くべきである。

2:正しい。Aさんの在宅生活継続の可能性について協議するため、サービス担当者会議を開催することは適切な対応である。

3:正しい。近くの有料老人ホームをAさんと息子とともに見学してみることは、適切な対応である。

4:誤り。本人の意思を把握しして反対する息子に代弁したり、話し合う機会を持つなどの対応が必要である。

5:正しい。Aさん宅への訪問の頻度を増やし、息子にも同席を求め、三者で話し合う機会を継続的に持つことは適切な対応である。

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