在宅医療について、より適切なものはどれか。2つ選べ。
1:がん性疼痛のコントロールは、経口薬剤を使用しても困難であり、頻回の注射による鎮静が欠かせない。
2:人工呼吸器を装着している場合には、急変時や機器の故障時のため、主治医や呼吸器供給業者への連絡体制を確認しておく。
3:在宅酸素療法を実施している場合には、禁煙を徹底することが重要である。
4:点滴回路(点滴ルート)にフィルターを用いて在宅中心静脈栄養を行っている場合には、感染の危険性はない。
5:経管栄養を実施している場合は、栄養がすべて吸収されるために、便秘や下痢の心配はない。
答:2・3
1:誤り。がん性疼痛のコントロールは、経口薬剤などを使用しても困難な場合に、注射による鎮静を行う。
2:正しい。人工呼吸器を装着している場合には、急変時や機器の故障時のため、主治医や呼吸器供給業者への連絡体制を確認しておく。
3:正しい。在宅酸素療法を実施している場合には、禁煙を徹底することが重要である。
4:誤り。点滴回路(点滴ルート)にフィルターを用いて在宅中心静脈栄養を行っている場合には、感染に注意しなければならない。
5:誤り。経管栄養を実施している場合でも、便秘や下痢に注意する必要がある。