高齢者の栄養・食生活について適切なものはどれか。2つ選べ。
1:高齢者の低栄養の予防や改善には、専門的な栄養管理が必要なので、介護予防サービス計画は管理栄養士が作成する。
2:咀嚼力の低下等により十分な食事摂取が確保できない場合には、食事の回数を多くしたり、補食を検討することが必要である。
3:高齢者は、食事時間や食形態等が異なり、共に食事をしている人たちに遠慮する場合が多いため、一人で食事をさせた方がよい。
4:栄養・食生活アセスメントの測定項目のひとつである食事調査とは、既往歴、現病歴等から現在の栄養状態を評価することである。
5:高齢者では、栄養管理に加えて、食事を通しての自立や生きる希望を持てるような支援が必要である。
答:2・5
1:誤り。高齢者の低栄養の予防や改善には、専門的な栄養管理が必要だが、管理栄養士は介護予防サービス計画を作成することはできない。
2:正しい。咀嚼力の低下等により十分な食事摂取が確保できない場合には、食事の回数を多くしたり、補食を検討することが必要である。
3:誤り。高齢者は、食事を通しての自立や生きる希望を持てるよう、できるだけ家族や友人と共に食事を楽しんだ方がよい。
4:誤り。栄養・食生活アセスメントの測定項目のひとつである食事調査とは、食事内容を記録して栄養計算することである。
5:正しい。高齢者では、栄養管理に加えて、食事を通しての自立や生きる希望を持てるような支援が必要である。