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H19-問題24

Aさん(78歳)は、要介護1で、介護サービスの利用を希望してきた。訪問の結果、介護サービスは現在利用していないが、家事が大変になってきたと訴えている。同居する息子(43歳)は、軽度の精神障害を有していると思われるが受診はしておらず、自宅に引きこもりがちであるという。介護支援専門員の対応として、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1:アセスメントを踏まえ、精神保健福祉にも豊富な経験と実績を有する同一法人の訪問介護事業所の利用が適当と考え、その事業所の訪問介護を居宅サービス計画原案に位置付けた。

2:在宅生活の継続に不安を感じたので、息子とともに特定施設(有料老人ホーム)へ住み替えることを提案した。

3:Aさん宅の了承を得た上、保健所に連絡を取り、保健師による訪問を依頼した。

4:息子も含めた家庭の状況が気になったので、モニタリングの頻度を通常よりも多くすることとした。

5:Aさんの家事負担の軽減を図るため、息子を入院させてくれる病院を探した。

答:1・3・4

1:正しい。アセスメントを踏まえ、精神保健福祉にも豊富な経験と実績を有する同一法人の訪問介護事業所の利用が適当と考え、その事業所の訪問介護を居宅サービス計画原案に位置付けたことは適切な対応である。

2:誤り。在宅生活の継続に不安を感じただけで、息子とともに特定施設(有料老人ホーム)への住み替えることを提案するのは適切とはいえない。

3:正しい。Aさん宅の了承を得た上で、保健所に連絡を取り、保健師による訪問を依頼したことは適切な対応である。

4:正しい。息子も含めた家庭の状況が気になり、モニタリングの頻度を通常よりも多くすることとしたことは適切な対応である。

5:誤り。Aさんの家事負担の軽減を図るためとはいえ、息子の入院先を探すのは適切とはいえない。

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