Aさん(71歳)は、妻を亡くしてからひとり暮らしをしており、外に出たがらない。脳梗塞後遺症で左足に麻痺があり、最近まで要介護1であったが、更新認定の結果、要支援2となった。これまでは訪問介護の生活援助、訪問リハビリテーションを利用していたが、引き続き、これらのサービスの利用を希望している。Aさんの介護予防サービス計画の作成のあり方としてより適切なものはどれか。3つ選べ。
1:介護予防訪問介護について、Aさんと話し合いながら、適切に通所系サービスへと切り替えていくことを考える。
2:サービス担当者会議を開いて専門家の助言を求めることなく、これまでと同様に、介護予防訪問リハビリテーションを計画に位置付けていくことを考える。
3:Aさんが外出をしたがらないため、介護予防訪問介護を主体とした計画を継続する。
4:Aさんがどの程度の生活動作が可能なのかなどについて、サービス担当者会議を通じて、主治の医師等から助言を得る。
5:Aさんの趣味・嗜好をよく聴いた上で、地域においてAさんが参加できそうな活動等を探し、計画に位置付けていくことを考える。
答:1・4・5
1:正しい。介護予防訪問介護について、Aさんと話し合いながら、適切に通所系サービスへと切り替えていくことを考える。
2:誤り。サービス担当者会議を開いて専門家の助言を求めることが必要である。
3:誤り。Aさんが外出をしたがらない理由よく聴いた上で、適切に通所系サービスへと切り替えていくことを考える。
4:正しい。Aさんがどの程度の生活動作が可能なのかなどについて、サービス担当者会議を通じて、主治の医師等から助言を得る。
5:正しい。Aさんの趣味・嗜好をよく聴いた上で、地域においてAさんが参加できそうな活動等を探し、計画に位置付けていくことを考える。