Aさん(79歳)は要介護5で、夫Bさん(80歳)と2人暮らしである。脳梗塞後遺症のため寝たきり状態であり、仙骨部に軽度の褥瘡がある。訪問介護を週2回、訪問看護を週2回、訪問入浴を週1回利用している。Bさんが高熱を出し、昨日、緊急入院したとの連絡があった。介護支援専門員の対応として、より適切なものはどれか。2つ選べ。
1:連絡の内容からBさんの入院が2日から3日程度で済むのではないかと考えたため、当面様子をみることにする。
2:至急、隣町に住んでいる家族に支援を依頼するとともに、居宅サービス計画の変更を検討する。
3:Aさんを緊急入院させる。
4:Aさんの了解を得て、短期入所生活介護を手配する。
5:居宅サービス計画の変更をせずに、民生委員に定期的に見回りをしてもらうように依頼する。
答:2・4
1:誤り。介護者が不在になってしまっており、早急に居宅サービス計画の変更を検討する。
2:正しい。至急、隣町に住んでいる家族に支援を依頼するとともに、居宅サービス計画の変更を検討する。
3:誤り。高熱を出したのはBさんであり、Aさんは病気ではない。
4:正しい。Aさんの了解を得て、短期入所生活介護を手配する。
5:誤り。介護者が不在になってしまっており、早急に居宅サービス計画の変更を検討する。