普通調整交付金を算定する基礎となる市町村の保険料基準額の格差を生む要因として正しいものはどれか。2つ選べ。
1:人口規模が小さいこと
2:後期高齢者の割合が高いこと
3:第1号被保険者の所得水準が低いこと
4:第1号被保険者数に対する介護保険施設の利用者数の比率が高いこと
5:物価水準が高いこと
答:2・3
1:誤り。人口規模が小さいことは、市町村の保険料基準額の格差を生む要因とはならない。
2:正しい。後期高齢者の割合が高いと、サービスを受ける者が多く、保険給付が増えるため、市町村の保険料基準額の格差を生む要因となる。
3:正しい。第1号被保険者の所得水準が低いと、保険料収入が少なくなるため、市町村の保険料基準額の格差を生む要因となる。
4:誤り。第1号被保険者数に対する介護保険施設の利用者数の比率が高いことは、市町村の保険料基準額の格差を生む要因とはならない。
5:誤り。物価水準が高いことは、市町村の保険料基準額の格差を生む要因とはならない。