「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」(以下「高齢者虐待防止法」という。)について正しいものはどれか。3つ選べ。
1:高齢者虐待とは、養護者、養介護施設従業者等によって加えられた行為で、長時間の放置等養護を著しく怠ることも含まれる。
2:高齢者虐待防止法では、高齢者の虐待防止、虐待を受けた高齢者の保護及び養護者に対する支援について、都道府県が第一義的に責任を有する主体と位置付けている。
3:地域包括支援センターは、地域における高齢者虐待対応の中核機関の1つである。
4:養護者による虐待を受けた高齢者を保護するために、市町村は必要な居室を確保するための措置をとる。
5:養介護施設等から虐待の通報を受けた市町村長又は都道府県知事は、原則として、家庭裁判所の指示に従って権限を行使する。
答:1・3・4
1:正しい。高齢者虐待とは、養護者、養介護施設従業者等によって加えられた行為で、長時間の放置等養護を著しく怠ることも含まれる。
2:誤り。高齢者虐待防止法では、高齢者の虐待防止、虐待を受けた高齢者の保護及び養護者に対する支援について、市町村が第一義的に責任を有する主体と位置付けている。
3:正しい。地域包括支援センターは、地域における高齢者虐待対応の中核機関の1つである。
4:正しい。養護者による虐待を受けた高齢者を保護するために、市町村は必要な居室を確保するための措置をとる。
5:誤り。養介護施設等から虐待の通報を受けた市町村長又は都道府県知事は、適切に権限を行使するが、家庭裁判所の指示に従ってという規定はない。