ソーシャルワークの視点から、援助困難者への対応として、より適切なものはどれか。2つ選べ。
1:本人が自分の状態を正しく理解するために、専門用語を駆使して情報を伝える。
2:本人と家族の関係に関する調整的援助は、本人との信頼関係を失うことにつながるため行うべきではない。
3:攻撃的な人に対しては、距離をおいて見守りながら、個別的ニーズの全体像を把握することが望ましい。
4:援助を拒否する人に対しては、その自己決定を尊重し、働きかけをしないことが望ましい。
5:本人の生命の危険が予見できる場合には、専門職は強力な介入を試みなければならない。
答:3・5
1:誤り。ソーシャルワークにおいては、本人が自分の状態を正しく理解するために、専門用語や外来語はなるべく使わないようにして情報の提供を行う。
2:誤り。ソーシャルワークにおいては、必要があれば本人と家族の関係に関する調整的援助を行う。
3:正しい。ソーシャルワークにおいて、攻撃的な人に対しては、距離をおいて見守りながら、個別的ニーズの全体像を把握することが望ましい。
4:誤り。援助を拒否する人に対しても、支援の必要性について理解を得られるよう、継続して働きかけるべきである。
5:正しい。本人の生命の危険が予見できる場合には、専門職は強力な介入を試みなければならない。