老年期うつ病に関する次の記述について適切なものはどれか。3つ選べ。
1:発症のきっかけは、親しい人との死別、家庭内の対人葛藤、身体疾患などがあげられる。
2:活動意欲が低下し、行動が鈍くなるため、自殺行為に至ることは稀である。
3:動作や反応か遅く、注意力が乏しく、忘れっぽくなり、認知症と間違われやすいという特徴がある。
4:発症が疑われる場合には、他人との関わりを嫌がるので、医療機関の受診はさせずに、力づけながら状況が改善するまで見守っていく。
5:抗うつ薬を内服している場合には、ふらつきや便秘などの副作用を注意深く観察する必要がある。
答:1・3・5
1:正しい。老年期うつ病の発症のきっかけは、親しい人との死別、家庭内の対人葛藤、身体疾患などがあげられる。
2:誤り。老年期うつ病では、活動意欲が低下し、行動が鈍くなり、自殺行為に至ることも少なくない。
3:正しい。老年期うつ病は、動作や反応か遅く、注意力が乏しく、忘れっぽくなり、認知症と間違われやすいという特徴がある。
4:誤り。老年期うつ病はの発症が疑われる場合、力づけなどは状況を悪化させる可能性があり、早期に医療機関に受診させる必要がある。
5:正しい。抗うつ薬を内服している場合には、ふらつきや便秘などの副作用を注意深く観察する必要がある。