ターミナルケアについて適切なものはどれか。3つ選べ。
1:鎮痛薬のモルヒネを使用する場合には、嘔気や嘔吐、便秘などの副作用の対策を行う。
2:在宅での症状緩和が図れない場合には、一時的な入院による対応を検討する必要がある。
3:痛みの訴えは、身体的な要因によるものであるため、医療処置のみで対応できる。
4:死が間近に迫り本人の意識が低下し始めた場合には、聴覚も消失するので、語りかけや声かけを行う意味はない。
5:在宅における家族への死の教育の目標は、家族の不安を解消しながら、同伴者として最期までそばに寄り添うことを可能にすることである。
答:1・2・5
1:正しい。鎮痛薬のモルヒネを使用する場合には、嘔気や嘔吐、便秘などの副作用の対策を行う。
2:正しい。在宅での症状緩和が図れない場合には、一時的な入院による対応を検討する必要がある。
3:誤り。痛みの訴えは、身体的な要因のみではなく、精神的な要因も影響するため、医療処置のみで対応できるとはいえない。
4:誤り。死が間近に迫り本人の意識が低下し始めた場合でも、聴覚は消失しないので、語りかけや声かけを行うことは重要である。
5:正しい。在宅における家族への死の教育の目標は、家族の不安を解消しながら、同伴者として最期までそばに寄り添うことを可能にすることである。