相談面接における援助者の基本姿勢として適切なものはどれか。3つ選べ。
1:居宅介護支援における相談面接では、客観的な事実の把握が主要な目的となるので、利用者・家族が怒りや不安などの感情を表すことがないように配慮して面接を進める。
2:判断能力が低下している利用者であっても、自己決定ができるよう可能な限り配慮する。
3:利用者個人に関する情報の伝達は、利用者の家族・親族に対しても、原則として、本人の了解のもとで慎重に行う。
4:相談援助者は、面接において感情的に巻き込まれることがないよう、情緒的関与は原則として行わない。
5:相談援助者は、利用者や家族の意見や行動を、自分の価値観や社会通念に基づいて断定的に評価してはならない。
答:2・3・5
1:誤り。居宅介護支援における相談面接では、利用者・家族の怒りや不安などの感情についても目を向けて面接を進める。
2:正しい。判断能力が低下している利用者であっても、自己決定ができるよう可能な限り配慮する。
3:正しい。利用者個人に関する情報の伝達は、利用者の家族・親族に対しても、原則として、本人の了解のもとで慎重に行う。
4:誤り。相談援助者は、面接において感情的に巻き込まれることがないように注意しながら、情緒的関与を行う。
5:正しい。相談援助者は、利用者や家族の意見や行動を、自分の価値観や社会通念に基づいて断定的に評価してはならない。