高齢者の身体機能の維持について適切なものはどれか。3つ選べ。
1:がんに罹患している要介護者に対しては、一般的に、病気の進行を早めるためリハビリテーションを行ってはならない。
2:廃用症候群は、過度の安静や長期臥床により生じることもあるので、早期のリハビリテーションが必要である。
3:廃用性筋萎縮の予防は、日常生活動作の励行、筋力増強のための運動、趣味活動やレクリエーション活動などを継続することによって可能である。
4:下肢を中心とした運動機能の低下が転倒の原因となるので、転倒防止のための環境整備を行うことが重要である。
5:リハビリテーションの他動的訓練は、意識レベルの低い場合や、自分で運動できない場合は効果が乏しいので行わない。
答:2・3・4
1:誤り。がんに罹患している要介護者に対しても、リハビリテーションは行われる。
2:正しい。廃用症候群は、過度の安静や長期臥床により生じることもあるので、早期のリハビリテーションが必要である。
3:正しい。廃用性筋萎縮の予防は、日常生活動作の励行、筋力増強のための運動、趣味活動やレクリエーション活動などを継続することによって可能である。
4:正しい。下肢を中心とした運動機能の低下が転倒の原因となるので、転倒防止のための環境整備を行うことが重要である。
5:誤り。リハビリテーションの他動的訓練は、意識レベルの低い場合や、自分で運動できない場合に行われる。