B市に住む54歳のAさんの要介護認定にかかる手続きについて、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1:Aさんは、指定居宅介護支援事業所に勤めている知人の介護支援専門員に要介護認定の申請手続きを代わって行ってもらった。
2:Aさんは、要介護認定の申請の際に医療保険の被保険者証を提示した。
3:Aさんは、要介護認定の申請書に特定疾病に該当する旨の主治医の意見書を添付するようにB市から言われた。
4:B市の保健師が、約1週間後に、認定調査のためにAさんの居宅を訪れた。
5:Aさんは、認定結果に不服があったため、B市が設置した介護保険審査会に審査請求を行った。
答:1・2・4
1:正しい。要介護認定を受けようとする被保険者は、厚生労働省令で定めるところにより、指定居宅介護支援事業者、地域密着型介護老人福祉施設若しくは介護保険施設であって厚生労働省令で定めるもの又は地域包括支援センターに、当該申請に関する手続を代わって行わせることができる。
2:正しい。要介護認定を受けようとする被保険者は、厚生労働省令で定めるところにより、申請書に被保険者証を添付して市町村に申請をしなければならない。
3:誤り。要介護認定の申請書には、特定疾病に該当する旨の主治医の意見書を添付する必要はない。
4:正しい。市町村は、要介護認定の申請があったときは、当該職員をして、当該申請に係る被保険者に面接させ、その心身の状況、その置かれている環境その他厚生労働省令で定める事項について調査をさせるものとする。
5:誤り。介護保険審査会は、各都道府県に置かれている。