Home > 第27回(平成26年度)試験問題と解答・解説 > 介護過程

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介護過程

第27回-問題61

アセスメント(assessment)に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1:今できている活動の分析はしない。

2:これからできそうな活動の予測はしない。

3:利用者が嫌がることは検討しない。

4:他職種からの情報は検討しない。

5:1つの情報だけで検討しない。

解答と解説

第27回-問題62

Bさん(80歳、女性)はアパートの3階に一人で暮らしている。アパートにはエレベーターはない。5年前、階段で転倒し、右大腿骨頭置換術を行った。現在、歩行には問題がない。社交的であったが、最近、外出の回数が減った。友人が転んで大けがをしたこともあり、「転びそうで怖い」と言っている。
Bさんへの生活支援の課題として、最も優先すべきものを1つ選びなさい。

1:アパートにエレベーターがないこと

2:転倒の不安があること

3:一人暮らしであること

4:手術の既往があること

5:外出の機会が減っていること

解答と解説

第27回-問題63

Cさん(83歳、女性)は、アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer's type)で、介護老人保健施設に入所している。最近、もの盗られ妄想がひどくなり、「時計がない」「金の時計だから盗まれた」「嫁が盗んだに違いない」と言い、週末に訪れる長男の妻のDさんに対して大声で、「返して」と言っている。
Cさんへの介護目標として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1:行動・心理症状(BPSD)を改善する。

2:Dさんの汚名を晴らすことができる。

3:Dさんと穏やかに過ごすことができる。

4:説明を受けて理解することができる。

5:興奮時は薬で鎮静を図る。

解答と解説

第27回-問題64

介護計画に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1:生活課題を解決するための方法を計画する。

2:効果があればアセスメント(assessment)せずに計画する。

3:日常的な支援以外の方法を計画する。

4:介護福祉職の過去の成功体験をそのまま取り入れて計画する。

5:実現不可能でも目標を持って計画する。

解答と解説

第27回-問題65

訪問介護員(ホームヘルパー)が介護計画に基づいて、いつものようにEさん(80歳、男性)に、「一緒に洗濯物を干しましょう」と声をかけた。するとEさんが、「どうしてそんなことやらないといけないんだ」と大声をあげた。このようなことが何回も続いた。
この場面の訪問介護員(ホームヘルパー)のアセスメント(assessment)として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1:認知症(dementia)の診断を急いでもらう必要がある。

2:声が外に漏れないように工夫する必要がある。

3:大声をあげる背景を確認する必要がある。

4:決められたことなのでやってもらう必要がある。

5:家族から励ましてもらう必要がある。

解答と解説

第27回-問題66

介護過程の評価の実施に責任を持つものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

1:利用者

2:家族

3:介護福祉職

4:医療関係者

5:行政機関

解答と解説

第27回-問題67

[事例(問題67、問題68で共通)]
Fさん(74歳、男性、要介護3)は、長女(45歳)とその息子(15歳)の3人で暮らしている。
Fさんは10年前、パーキンソン病(Parkinson disease)と診断された。ADL(Activities of DailyLiving:日常生活動作)全般に、動作がゆっくりで時間がかかる。Fさんは大柄だが、長女は小柄でやせており、入浴介助が難しい。訪問介護(ホームヘルプサービス)を週3回(入浴介助、長女が留守の時の調理)、通所リハビリテーションを週1回、配食サービスを週1回利用している。居宅介護サービス計画の方針は、Fさんの体調に考慮しながら、住み慣れた自宅で安心して暮らせるように支援することである。ある日、長女から、「お弁当を食べていないことが時々ある」「お父さんが重くて腰が痛い」「そろそろ施設入所も考えている」と話があった。訪問介護員(ホームヘルパー)は、Fさんの声が小さく、言葉がはっきりせず聞き取りにくくなったと感じている。

訪問介護員(ホームヘルパー)は、居宅介護サービス計画の変更を提案したいと考えている。
Fさんの主観的情報を得る方法として、正しいものを1つ選びなさい。

1:体重を測定する。

2:Fさんの考えを聞く。

3:食事摂取量を確認する。

4:表情から気持ちを推測する。

5:長女に息子の協力の有無を聞く。

解答と解説

第27回-問題68

[事例(問題67、問題68で共通)]
Fさん(74歳、男性、要介護3)は、長女(45歳)とその息子(15歳)の3人で暮らしている。
Fさんは10年前、パーキンソン病(Parkinson disease)と診断された。ADL(Activities of DailyLiving:日常生活動作)全般に、動作がゆっくりで時間がかかる。Fさんは大柄だが、長女は小柄でやせており、入浴介助が難しい。訪問介護(ホームヘルプサービス)を週3回(入浴介助、長女が留守の時の調理)、通所リハビリテーションを週1回、配食サービスを週1回利用している。居宅介護サービス計画の方針は、Fさんの体調に考慮しながら、住み慣れた自宅で安心して暮らせるように支援することである。ある日、長女から、「お弁当を食べていないことが時々ある」「お父さんが重くて腰が痛い」「そろそろ施設入所も考えている」と話があった。訪問介護員(ホームヘルパー)は、Fさんの声が小さく、言葉がはっきりせず聞き取りにくくなったと感じている。

チームアプローチ(team approach)での訪問介護員(ホームヘルパー)の役割として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1:配食サービスをやめて、訪問介護(ホームヘルプサービス)を増やすように計画を変更する。

2:施設への入所手続を代行する。

3:浴室を改修する見積りを業者に依頼する。

4:本人と家族の思いをケアカンファレンス(care conference)で報告する。

5:訪問介護員(ホームヘルパー)の腰痛予防対策をケアカンファレンス(care conference)で話し合う。

解答と解説

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