社会福祉法人が設置・運営、指定介護老人福祉施設のリスクマネジメントに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1:サービス提供時に事故が発生した場合、損害賠償は市町村が行う。
2:事故のリスクを減らすために、利用者の飲酒・喫煙を禁止する。
3:事故後に家族に連絡・報告した書類を、インシデント報告書という。
4:職員のプライバシーに配慮して、職員名は事故の記録に残さない。
5:事故が発生した場合、速やかに家族に連絡する。
答:5
1:誤り。サービス提供時に事故が発生した場合、損害賠償は指定介護老人福祉施設が行う。
2:誤り。事故のリスクを減らすためとはいえ、嗜好を制限することはできるだけ避けるべきである。
3:誤り。事故後に家族に連絡・報告した書類を、事故報告書という。介護の現場でヒヤリとしたりハットした経験に関する報告書を、インシデント報告書という。
4:誤り。事故報告書には、事実を正確に記載する。職員名も記録に残す必要がある。
5:正しい。事故が発生した場合、市町村、利用者の家族等に連絡を行うとともに、必要な措置を講じなければならない。