片麻痺のある在宅高齢者の転倒予防に配慮した住環境に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。
1:夜間の移動に配慮して、足元に光源を設ける。
2:立ち上がりのために、床と水平な手すりを設ける。
3:麻痺のある側に広く空間を取るように、ベッドを配置する。
4:床からベッドのマットレス上部までの高さを、60cm程度にする。
5:敷居の段差を、じゅうたんで覆って解消する。
答:1
1:正しい。転倒予防には、夜間の移動に配慮して、足元に光源を設けるとよい。
2:誤り。立ち上がりのためには、床と垂直な手すりを設けるとよい。
3:誤り。片麻痺がある場合には、麻痺のない側に広く空間を取るようにベッドを配置する。
4:誤り。床からベッドのマットレス上部までの高さは利用者によって異なるが、60cmでは高すぎる。
5:誤り。敷居の段差をじゅうたんで覆うことは段差の解消にはならず、つまずきやすくなり適切ではない。