集団援助技術の視点に立ったグループ活動の支援過程に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
1:サブグループの存在は認めるべきではない。
2:グループワークでは、メンバーを個別化して支援する。
3:メンバー間で傷つけ合うような状況が見られても、メンバーの行動に制限を加えない。
4:参加動機が明確でない利用者は、グループのメンバーになることができない。
5:グループの活動内容は、援助者が決定すればよい。
答:2
1:誤り。グループ活動では、サブグループの存在を理解して支援する必要がある。
2:正しい。グループワークでは、メンバーを個別化して支援することが重要である。
3:誤り。グループ活動でメンバー間で傷つけ合うような状況が見られた場合には、メンバーの行動に制限を加える必要がある。
4:誤り。参加動機が明確でない利用者であっても、グループのメンバーになって経験してもらったほうがよい。
5:誤り。グループの活動内容はメンバー同士で決定し、援助者はその決定のための援助を行う。