下記は、有馬家のキャッシュフロー表(一部抜粋)である。このキャッシュフロー表に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、計算に当たっては、キャッシュフロー表中に記載の整数を使用し、計算結果については万円未満を四捨五入すること。
1:空欄(ア)に入る数値とその求め方「224×(1+0.02)=228」
2:空欄(イ)に入る数値とその求め方「567-457=110」
3:空欄(ウ)に入る数値とその求め方「347×(1+0.01)+(572-456)=466」
答:1
1:不適切。空欄(ア)は2年後の基本生活費であり、将来の物価変動等を加味した将来価値で記入する必要がある。その求め方は「224×(1+0.02)2=233」となる。
将来価値=現在価値×(1+変動率)n
n:経過年数
2:適切。空欄(イ)は現在の年間収支であり、その求め方は「567-457=110」となる。
年間収支=収入合計-支出合計
3:適切。空欄(ウ)は1年後の金融資産残高であり、その求め方は「347×(1+0.01)+(572-456)=466」となる
1年後の金融資産残高=現在の金融資産残高×(1+変動率)+1年後の年間収支
- Back: 2014年9月-実技-第1問(問1)
- Next: 2014年9月-実技-第2問(問3)