Home > 平成16年前期実施の試験問題と解答・解説 > 労働衛生(有害業務以外)

スポンサーリンク

労働衛生(有害業務以外)

H16前期-問28

下文中の[  ]内Aの用語及びBの数字の組合せとして、正しいものは1~5のうちどれか。

「疾病り患の頻度を表す病休度数率は、次の式により求められる。」

[ A ]÷在籍労働者の延実労働時間数×[ B ]


1:A=疾病休業件数 B=1000

2:A=疾病休業件数 B=10000

3:A=疾病休業件数 B=1000000

4:A=疾病休業延日数 B=1000

5:A=疾病休業延日数 B=1000000

解答と解説

H16前期-問29

労働衛生管理に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:健康管理においては、ストレス等に関連した心の健康の確保対策が重要な課題となってきている。

2:健康管理の目的としては、健康を保持増進し、労働適応能力を向上させることまで含めて考えられている。

3:作業管理の内容は、作業強度、作業密度、作業時間、作業姿勢など極めて広い範囲にわたる。

4:作業管理の進め方としては、適切な作業を行うための手順や方法を定め、訓練等により労働者に徹底させることが必要である。

5:作業環境管理の最終目標は、健康診断によって発見された健康障害の原因を究明し、その原因を作業場から除去することにある。

解答と解説

H16前期-問30

細菌性食中毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:ブドウ球菌による食中毒は感染型である。

2:ボツリヌス菌による毒素は、神経毒である。

3:ブドウ球菌による毒素は熱に弱い。

4:腸炎ビブリオによる食中毒は、糞尿により汚染された食肉等が原因となることが多い。

5:サルモネラ菌による食中毒は毒素型である。

解答と解説

H16前期-問31

一般の作業場、事務所等における換気に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:人間の呼気の成分は、酸素約16%、二酸化炭素(炭酸ガス)約4%である。

2:必要換気量は、そこに働く人の労働の強度によって増減する。

3:必要換気量と気積から、その作業場の必要換気回数が求められる。

4:必要換気量は、通常、室内にいる人が1時間に呼出する二酸化炭素量を、室内の二酸化炭素基準濃度で除して算出する。

5:必要換気量算出にあたっては、普通、室内の二酸化炭素基準濃度を0.1%としている。

解答と解説

H16前期-問32

温度感覚を表す指標として用いられ、感覚温度ともいわれるものは、次のうちどれか。

1:至適温度

2:実効温度

3:湿球温度

4:黒球温度

5:不快指数

解答と解説

H16前期-問33

骨折に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:開放骨折のことを複雑骨折という。

2:骨にひびが入った状態を、単純骨折という。

3:損傷が皮膚にまで及ばない骨折のことを、不完全骨折という。

4:副子を手や足に当てるときは、先端が手先、足先から出ないようにする。

5:意識や呼吸のない場合、頸椎骨折が疑われるときは、下顎挙上法による気道確保は、頸椎を伸ばす動作が加わるので行ってはならない。

解答と解説

H16前期-問34

出血に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:直接圧迫法は、出血部を直接圧迫する方法であって、最も簡単であり、効果的な止血方法である。

2:間接圧迫法は、出血部より心臓に近い部位の動脈を圧迫する方法である。

3:動脈からの出血の場合は、出血部位等にかかわらず、止血帯により止血しなければならない。

4:止血帯としては、三角巾、手ぬぐい、ネクタイなどを利用する。

5:胸部、腹部の打撲の場合は、内出血に留意する。

解答と解説

スポンサーリンク

Home > 平成16年前期実施の試験問題と解答・解説 > 労働衛生(有害業務以外)

Page Top

© 2011-2018 過去問.com