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H26-1-26

自動車事故報告規則に基づく自動車事故報告書の提出に関する次の記述のうち、適切なものには解答用紙の「適」の欄に、適切でないものには解答用紙の「不適」の欄にマークしなさい。

1:事業用自動車が右カーブ路を走行している際、ハンドル操作を誤り、道路左側の歩道に乗り上げ、道路沿いの民家に寄りかかる形で、路面と40度傾斜して道路上に停止した。この事故において家屋に損害はあったものの負傷者はなかったので、自動車事故報告書を提出しなかった。

2:事業用自動車が信号のある交差点を青信号にしたがって直進しようとした際、急に右折してきた対向の大型二輪車と当該事業用自動車が衝突した。この事故で大型二輪車の運転者は道路に投げ出され、腕を骨折する重傷を負ったので、自動車事故報告書を提出した。

3:事業用自動車が高速道路を走行中、左後輪付近から煙が立ち上がったので、パーキングエリアにて緊急停止し点検を行ったところ、ブレーキ系統の加熱が原因と思われたので、ただちに営業所に連絡し、救援を要請した。しかし、その間にタイヤが発火し車両火災に至ったため、自動車事故報告書を提出した。

4:事業用自動車の運転者が、運行途中に軽度の心臓発作により体調不良に陥り、運転の継続が困難となった。当該運転者からの連絡を受け、営業所の運行管理者はただちに救急車の手配等をするとともに交替運転者を派遣して運行を継続し、運行計画どおり終了したので、自動車事故報告書を提出しなかった。

答:「適」=2、3 「不適」=1、4

1:誤り。自動車が転覆(自動車が道路上において路面と35度以上傾斜したとき。)した事故については、自動車事故報告書を提出する必要がある。

2:正しい。重傷者を生じた事故については、自動車事故報告書を提出する必要がある。

3:正しい。自動車が火災を起こした事故については、自動車事故報告書を提出する必要がある。

4:誤り。運転者の疾病により、事業用自動車の運転を継続することができなくなった事故については、自動車事故報告書を提出する必要がある。

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