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H26-0-30

下図は、乗車定員2名、最大積載量6,400キログラム、車両総重量が11,020キログラムの事業用トラックに備えられた運行記録計の記録を示したものであるが、この記録に基づく当該事業用トラックの運行(交替運転者の配置はない。)に関する次の1~3について解答しなさい。
なお、運行した高速自動車国道の本線車道(法令による最低速度を定めない本線車道に該当しないもの。以下「高速道路」という。)は道路標識等により最高速度が指定されていないものとする。

1 運行開始から運行終了の間における平均時速(キロメートル)を、解答用紙の該当する数字の欄にマークして解答しなさい。なお、解答として求めた数値に1未満の端数がある場合には、小数点第1位を四捨五入すること。

2 高速道路の運行において、最高速度違反が認められない場合は解答用紙の「適」の欄に、最高速度違反が認められる場合は解答用紙の「不適」の欄にマークしなさい。

3 運行開始から運行終了の間において「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に定める連続運転時間の違反が認められない場合は解答用紙の「適」の欄に、連続運転時間の違反が認められる場合は解答用紙の「不適」の欄にマークしなさい。

答:1= 40km/h 2=「不適」 3=「不適」

1
運行記録計より走行距離と運行時間を確認し、平均時速を求める。
・運行開始時刻 7時50分
・運行終了時刻 12時20分
・走行距離 180km
180km÷4時間30分=180km÷4.5h=40km/h

2
道路標識等により最高速度が指定されていない高速道路の本線車道においては、最大積載量が5,000キログラム以上または車両総重量が8,000キログラム以上の貨物自動車の最高速度は時速80キロメートルである。
運行記録計により時速80キロメートル超での走行がみられ、最高速度違反が認められる

3
「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」では、連続運転時間について下記のように定められている。
運転開始後4時間以内または4時間経過直後に30分以上運転を中断しなければならない。ただし、運転開始後4時間以内に運転を中断する場合は、少なくとも1回につき10分以上とした上で分割することができる。
運転開始後4時間以内に25分間(10分間+15分間)しか運転を中断しておらず、連続運転時間の違反となる

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