交通安全白書の平成19年中の道路交通事故に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1:交通事故による死者数は、7年連続の減少となるとともに、昭和28年以来54年ぶりに5千人台に減少した。
2:高速自動車国道及び指定自動車専用道路は高速走行となるため、一たび事故が発生すると被害が大きく、関係車両や死者数も多数に及ぶ重大事故に発展することが多い。このため交通事故発生件数に占める死亡事故件数の割合(死亡事故率)は、その他の道路より高くなっている。
3:自転車乗用中及び歩行中の死者数は、65歳以上の高齢者が他の年齢層に比べ圧倒的に多くなっている。
4:第1当事者の法令違反別の交通死亡事故発生件数は、最高速度違反が最も多く、次いで漫然運転、脇見運転の順になっている。
答:4
1:正しい。交通事故による死者数は、7年連続の減少となるとともに、昭和28年以来54年ぶりに5千人台に減少した。
2:正しい。高速自動車国道及び指定自動車専用道路は高速走行となるため、一たび事故が発生すると被害が大きく、関係車両や死者数も多数に及ぶ重大事故に発展することが多い。このため交通事故発生件数に占める死亡事故件数の割合(死亡事故率)は、その他の道路より高くなっている。
3:正しい。自転車乗用中及び歩行中の死者数は、65歳以上の高齢者が他の年齢層に比べ圧倒的に多くなっている。
4:誤り。第1当事者の法令違反別の交通死亡事故発生件数は、漫然運転が最も多く、次いで脇見運転、運転操作不適の順になっている。
※平成19年中のデータであり、その年により事故の状況は変化する。