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H18-2-12

道路運送車両の保安基準に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:自動車の荷台その他の物品積載装置は、堅ろうで、かつ、安全、確実に物品を積載できるものとして、強度、構造等に関し告示で定める基準に適合するものでなければならない。

2:貨物の運送の用に供する普通自動車であって、車両総重量が7トン以上のものの後面には、反射光の色、明るさ等に関し告示で定める基準に適合する後部反射器及び大型後部反射器を備えなければならない。

3:貨物の運送の用に供する普通自動車であって、車両総重量が8トン以上又は最大積載量が5トン以上のものの原動機には、自動車が100キロメートル毎時を超えて走行しないよう燃料の供給を調整し、かつ、自動車の速度の制御を円滑に行うことができるものとして告示で定める基準に適合する速度抑制装置を備えなければならない。

4:貨物の運送の用に供する普通自動車であって、車両総重量が8トン以上又は最大積載量が5トン以上の自動車には、24時間以上の継続した時間内における瞬間速度及び2時刻間の走行距離を自動的に記録することができる等告示で定める基準に適合する運行記録計を備えなければならない。

答:3

1:正しい。自動車の荷台その他の物品積載装置は、堅ろうで、かつ、安全、確実に物品を積載できるものとして、強度、構造等に関し告示で定める基準に適合するものでなければならない。

2:正しい。貨物の運送の用に供する普通自動車であって、車両総重量が7トン以上のものの後面には、反射光の色、明るさ等に関し告示で定める基準に適合する後部反射器及び大型後部反射器を備えなければならない。

3:誤り。貨物の運送の用に供する普通自動車であって、車両総重量が8トン以上又は最大積載量が5トン以上のものの原動機には、自動車が90キロメートル毎時を超えて走行しないよう燃料の供給を調整し、かつ、自動車の速度の制御を円滑に行うことができるものとして告示で定める基準に適合する速度抑制装置を備えなければならない。

4:正しい。貨物の運送の用に供する普通自動車であって、車両総重量が8トン以上又は最大積載量が5トン以上の自動車には、24時間以上の継続した時間内における瞬間速度及び2時刻間の走行距離を自動的に記録することができる等告示で定める基準に適合する運行記録計を備えなければならない。


※法改正(運行記録計の装着義務付け対象の拡大について)
一般貨物自動車運送事業者等の事業用自動車のうち、運行記録計による記録及び当該記録の保存を行うことを義務付ける対象が「車両総重量が8t以上又は最大積載量が5t以上の普通自動車である事業用自動車」から「車両総重量が7t以上又は最大積載量が4t以上の普通自動車である事業用自動車」に拡大された。(新車:平成27年4月1日施行、その他:平成29年4月1日施行)

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