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H18-1-25

自動車の交通公害対策等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:ITSとは、最先端の情報通信技術を駆使して、人・道路・車両とを一体のシステムとして構築するもので、交通事故や渋滞、環境問題、エネルギー問題等の解決に大きく貢献することが期待されるものである。

2:モーダルシフトとは、旅客、貨物の輸送手段をより環境負荷の小さいものに転換することをいい、例えば、輸送分担率が最大であるトラック輸送の一部を輸送効率が高く、また、環境負荷の小さい内航海運や鉄道輸送に切り替えることをいう。

3:エコドライブとは、駐停車中にエンジンを停止するアイドリングストップや急発進・急加速を避けた等速運転などを励行する環境に優しい省エネルギー運転のことで、環境の保全と運行経費の削減効果をもたらすものであるが、交通事故の防止には寄与しない。

4:自動車の燃料中の硫黄分を大幅に低減することは、自動車単体の排出ガス低減対策と同様、大気汚染の防止に必要な対策の一つである。

答:3

1:正しい。ITSとは、最先端の情報通信技術を駆使して、人・道路・車両とを一体のシステムとして構築するもので、交通事故や渋滞、環境問題、エネルギー問題等の解決に大きく貢献することが期待されるものである。

2:正しい。モーダルシフトとは、旅客、貨物の輸送手段をより環境負荷の小さいものに転換することをいい、例えば、輸送分担率が最大であるトラック輸送の一部を輸送効率が高く、また、環境負荷の小さい内航海運や鉄道輸送に切り替えることをいう。

3:誤り。エコドライブとは、駐停車中にエンジンを停止するアイドリングストップや急発進・急加速を避けた等速運転などを励行する環境に優しい省エネルギー運転のことで、環境の保全と運行経費の削減効果をもたらすものであるが、急発進・急加速を避けた等速運転などにより交通事故の防止にも寄与する

4:正しい。自動車の燃料中の硫黄分を大幅に低減することは、自動車単体の排出ガス低減対策と同様、大気汚染の防止に必要な対策の一つである。

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