Home > 第3回 予想問題と解答・解説(乙種第4類) > 危険物に関する法令
危険物に関する法令
予想問題3-1
危険物の説明として、誤っているものはどれか。
1:ガソリンは、第1石油類に含まれる。
2:アルコール類とは、1気圧において引火点が70℃以上200℃未満のものをいう。
3:アルキルアルミニウムとアルキルリチウムは、どちらも自然発火性物質及び禁水性物質に含まれる。
4:二硫化炭素は、特殊引火物に含まれる。
5:第4石油類に、クレオソート油は含まれない。
予想問題3-2
次の危険物を同一の場所で貯蔵する場合、貯蔵量は指定数量の何倍になるか。
重油-----2,000L
灯油-----500L
ベンゼン-----100L
アルコール類-----200L
動植物油類-----3,000L
1:2.3倍
2:2.8倍
3:3.5倍
4:4.0倍
5:5.5倍
予想問題3-3
製造所等の区分について、誤っているものはどれか。
1:ガソリンスタンドは給油取扱所である。
2:販売取扱所には第1種と第2種があり、取り扱う危険物が異なる。
3:地下に埋没したタンクに危険物を貯蔵しているのは地下タンク貯蔵所である。
4:屋外貯蔵所では硫黄を扱える。
5:屋内にあるタンクにおいて危険物を貯蔵しているのは屋内タンク貯蔵所である。
予想問題3-4
次の文の[ ]内のA及びBに当てはまる語句の組合せとして、正しいものはどれか。
「製造所、貯蔵所又は取扱所の位置、構造又は設備を変更しないで、貯蔵し、又は取り扱う危険物の品名、数量又は指定数量の倍数を変更しようとする者は、[ A ]に、その旨を[ B ]に届け出なければならない。」
1:A=変更しようとする日の3日前まで B=市町村長等
2:A=変更しようとする日の10日前まで B=消防長又は消防署長
3:A=変更しようとする日の10日前まで B=市町村長等
4:A=変更した日から7日以内 B=消防長又は消防署長
5:A=変更した日から10日以内 B=消防長又は消防署長
予想問題3-5
市町村長等から製造所等の使用停止を命ぜられる事由として、誤っているものはどれか。
1:危険物保安監督者を定めなければならない製造所等で、危険物保安監督者を定めていたが、その者に保安の監督をさせていないとき。
2:危険物の取扱作業に従事している危険物取扱者が、免状の返納命令を受けたとき。
3:定期点検が義務づけられている製造所等で、期限内に定期点検を行っていないとき。
4:設置の完成検査を受けないで製造所等を使用したとき。
5:製造所等の位置、構造又は設備を無許可で変更したとき。
予想問題3-6
免状の交付について、次の文の[ ]内のA~Cに当てはまる語句の組合せとして、正しいものはどれか。
「[ A ]は、危険物取扱者が法又は法に基づく命令の規定に違反して免状の[ B ]その日から起算して[ C ]を経過しないものに対しては、免状の交付を行わないことができる。」
1:A=都道府県知事 B=返納をした C=1年
2:A=市町村長 B=返納をした C=2年
3:A=市町村長 B=返納を命ぜられた C=2年
4:A=都道府県知事 B=返納を命ぜられた C=1年
5:A=都道府県知事 B=返納をした C=2年
予想問題3-7
危険物保安監督者について、誤っているものはどれか。
1:危険物保安監督者を選任したので、市町村長等に届け出た。
2:移動タンク貯蔵所であれば、危険物保安監督者を選任する必要がない。
3:危険物の取扱業務経験が6カ月以上ある、丙種危険物取扱者を選任した。
4:市町村長等の判断で、危険物保安監督者の解任を命ぜられる場合がある。
5:危険物保安監督者を製造所等の所有者が定めた。
予想問題3-8
予防規程について、次の文のA~Dのうち正しいもののみの組合せはどれか。
A すべての製造所等の所有者等は、予防規程を定めておかなければならない。
B 予防規程を定めたときは、市町村長等の認可を受けなければならない。
C 製造所等の従業者のみが、予防規程を守らなければならない。
D 市町村長等は、火災の予防のため必要があるときは、予防規程の変更を命ずることができる。
1:A B
2:A C
3:A D
4:B C
5:B D
予想問題3-9
製造所等の定期点検について、誤っているものはどれか。
ただし、規則で定める漏れの点検及び固定式の泡消火設備に関する点検を除く。
1:定期点検は、製造所等の位置、構造及び設備の技術上の基準に適合しているかどうかについて行う。
2:定期点検は、1年に1回以上行わなければならない。
3:定期点検を行うことができる者は、危険物取扱者、危険物施設保安員又は危険物取扱者の立会いを受けている者である。
4:定期点検を行った場合は、点検記録を作成し、一定の期間、保存しなければならない。
5:定期点検を行った場合は、速やかに市町村長等に届け出なければならない。
予想問題3-10
屋外タンク貯蔵所について、正しいものはどれか。
1:圧力タンクには通気管、圧力タンク以外には安全装置を設けなければならない。
2:タンクの内側はさび止め塗装を行わなければならない。
3:屋外貯蔵タンクは、厚さ2.3mm以上の鋼板で造られなければならない。
4:防油堤の容量は、最大タンク容量の120%以上としなければならない。
5:防油堤の高さは0.5m以上としなければならない。
予想問題3-11
移動タンク貯蔵所について、正しいものはどれか。
1:移動タンク貯蔵所によるガソリンの移送は、丙種危険物取扱者を乗車させて、これを行うことができる。
2:移動タンク貯蔵所による危険物の移送は、当該移動タンク貯蔵所の所有者等が甲種の免状を所有していれば、危険物取扱者が乗車しなくても、行うことができる。
3:移動タンク貯蔵所により危険物を移送する場合は、免状を携帯しなくてもよい。
4:移動タンク貯蔵所の完成検査済証は、紛失を避けるため事務所に保管しておかなければならない。
5:移動タンク貯蔵所により危険物を移送しているとき、消防吏員又は警察官は、火災の防止のため特に必要があると認める場合であっても、これを停止させ、免状の提示を求めることはできない。
予想問題3-12
地下タンクを有する給油取扱所(自家用給油取扱所は除く。)の所有者等に義務付けられているものは、A~Eのうちいくつあるか。
A 予防規程の作成
B 危険物保安監督者の選任
C 危険物施設保安員の選任
D 定期点検の実施
E 自衛消防組織の設置
1:1つ
2:2つ
3:3つ
4:4つ
5:5つ
予想問題3-14
危険物の貯蔵及び取扱いの基準について、正しいものはどれか。
1:製造所等においては、火気を使用しないこと。
2:危険物のくず、かす等は、1日に1回以上、当該危険物の性質に応じて安全な場所で廃棄その他適当な処置をすること。
3:貯留設備又は油分離装置にたまった危険物は、あふれないように1日1回以上くみ上げること。
4:危険物を貯蔵し、又は取り扱う建築物は、1日1回以上換気を行うこと。
5:危険物を保護液中に保存する場合は、当該危険物が保護液から露出させておくようにすること。
予想問題3-15
運搬容器の外部に表示する注意事項として、正しいものはどれか。
1:第2類の危険物のうち、引火性固体にあっては、「火気厳禁」
2:第3類の危険物にあっては、「可燃物接触注意」
3:第4類の危険物にあっては、「禁水」
4:第5類の危険物にあっては、「注水注意」
5:第6類の危険物にあっては、「衝撃注意」
Home > 第3回 予想問題と解答・解説(乙種第4類) > 危険物に関する法令