Home > 第27回(平成26年度)試験問題と解答・解説 > コミュニケーション技術

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コミュニケーション技術

第27回-問題33

バイステック(Biestek,F.)の7原則を介護場面に適用したときの記述として、適切なものを1つ選びなさい。

1:「個別化」とは、利用者に具体的な指示を出すことである。

2:「意図的な感情表出」とは、介護福祉職の感情表出を大切にすることである。

3:「統制された情緒的関与」とは、利用者の感情をコントロールしてかかわることである。

4:「受容」とは、利用者の同意を得ることである。

5:「非審判的態度」とは、介護福祉職の価値観で評価せずに利用者にかかわることである。

解答と解説

第27回-問題34

介護福祉職が利用者とコミュニケーションを図るときの基本として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1:緊張感が伝わるように、背すじを伸ばして接する。

2:愛称で呼んで心理的距離を近づける。

3:自分の意見と違っても賛同する。

4:利用者の言葉に感情的に反応する。

5:利用者の主観的な訴えに耳を傾ける。

解答と解説

第27回-問題35

利用者と家族が対立しているとき、介護福祉職の初期の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1:両者がそれぞれの思いを語り合う場をつくる。

2:どちらが正しいか、専門職としての判断を伝える。

3:他の家族の解決例を紹介する。

4:利用者の判断が間違っている場合、家族の判断を支持する。

5:専門職としての役割を果たすために、責任を持って一人で対応する。

解答と解説

第27回-問題36

Hさん(80歳、女性)は、介護老人福祉施設に入所している。アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer's type)と診断されており、複数の話題や複雑な内容を理解することは困難である。いつも同じ話を繰り返している。
Hさんが同じ話を繰り返すときの介護福祉職のかかわり方として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1:時間の流れに沿って、話すように伝える。

2:新しい話題を提供する。

3:話の内容に沿った会話をする。

4:ゆっくり、はっきり話すように伝える。

5:途中で話を中断する。

解答と解説

第27回-問題37

行動・心理症状(BPSD)のある認知症(dementia)の人への介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1:「何もやる気がしない」に対して、励ます。

2:「失敗しそうで怖い」に対して、かかわりを少なくする。

3:「財布を盗まれた」に対して、利用者と話し合う。

4:「亡くなった人が立っている」に対して、受容する。

5:「夫が呼んでいるので家に帰りたい」に対して、帰らないように指示する。

解答と解説

第27回-問題38

介護福祉職が行う報告に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1:状況を詳細に述べてから結論を報告する。

2:自分の主観的意見を中心に報告する。

3:報告の内容にかかわらず、報告のタイミングは上司の都合に合わせる。

4:指示を受けた仕事の報告は、指示者へ行う。

5:抽象的な表現に整理して報告する。

解答と解説

第27回-問題39

[事例(問題39、問題40で共通)]
J介護福祉職は介護老人福祉施設で勤務して1年目である。担当利用者Kさんの家族が面会に来た時に、「衣服が散らかっているから整理してほしい」と言われた。J介護福祉職は自分の判断で衣服の整理を行った。その1週間後、Kさんの家族から、「まだ十分に整理できていない」と苦情を受けた。J介護福祉職にとっては初めての苦情であった。J介護福祉職は上司に報告した。

J介護福祉職が上司に報告する内容として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1:Kさんの最近の日常生活のこと

2:衣服の整理の仕方に問題がないこと

3:自分が責任を持って苦情処理すること

4:苦情を受け、まだ解決していないこと

5:衣服の散乱は、Kさんの認知症(dementia)の悪化が原因だということ

解答と解説

第27回-問題40

[事例(問題39、問題40で共通)]
J介護福祉職は介護老人福祉施設で勤務して1年目である。担当利用者Kさんの家族が面会に来た時に、「衣服が散らかっているから整理してほしい」と言われた。J介護福祉職は自分の判断で衣服の整理を行った。その1週間後、Kさんの家族から、「まだ十分に整理できていない」と苦情を受けた。J介護福祉職にとっては初めての苦情であった。J介護福祉職は上司に報告した。

その後、J介護福祉職は上司に、家族への対応方法について相談した。上司のJ介護福祉職への助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1:「家族の指摘は気にしないでいいですよ」

2:「家族とKさんが一緒に衣服の整理をするように伝えたらどうですか」

3:「家族に衣服の数を減らすように助言したらどうですか」

4:「私に相談する前に自分で考えてください」

5:「私と一緒に考えましょう」

解答と解説

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