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人間の尊厳と自立
第26回-問題1
以下の法律の自立に関する記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
1:児童福祉法では、児童養護施設における自立支援の対象を、現に入所している児童に限定している。
2:社会福祉法第3条では、福祉サービスについて、身体機能の低下に応じ自立した日常生活を営むことができるように支援するものとしている。
3:老人福祉法では、その目的は、すべての高齢者が、尊厳を保持し、その有する能力に応じて自立した日常生活を営むことができるようにすることであると、明記している。
4:「障害者総合支援法」では、すべての国民は、障害者等が自立した生活が営めるような地域社会の実現に協力するよう努めなければならないと、規定している。
5:「ホームレス自立支援法」では、ホームレスの自立のために、就業の機会の確保よりも生活保護法の適用が重要であると、規定している。
(注1)「障害者総合支援法」とは、「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」のことである。
(柱2)「ホームレス自立支援法」とは、「ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法」のことである。
第26回-問題2
Aさん(74歳、男性)は、一人暮らしをしている。軽度の認知症があり、訪問介護を利用している。一年前から近所に住んでいる親族に預金通帳の管理を頼んでいる。最近、家事援助のためにAさん宅を訪れた訪問介護員は、Aさんから、「親族が勝手にお金を使いこんでいるらしい」と聞いた。
訪問介護員がサービス提供責任者と共に、最初に取り組むべきこととして、最も適切なものを1つ選びなさい。
1:成年後見制度の利用を勧める。
2:民生委員に相談するように勧める
3:親族に事実を確認する。
4:特別養護老人ホームへの入所を勧める。
5:地域包括支援センターに相談する。
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